2016/04/13 20:42
誤解を生むようなタイトルで申し訳ありません。決して古着を否定するような記事ではありません(古着を取り扱うお店なので笑)
古着が難しいと言ったのは、やはり新品同様のように完璧を求め過ぎると望む物に辿り着くのが難しいという点です。
ボタンが取れていたり、汚れが付いていたり、穴が空いていたり、サイズが合わなかったり。
やはり古着故にセレクトショップにあるような新品とは違い欠陥があることが多いです。
しかし、少し視点を変えて視ると古着には新品にはない魅力が沢山あります。
皆様ご存知の通り、古着は基本的に一点物です。サイズもSMLと揃っていることはまずないです。
それ故に、デザインの気に入った古着が自分のサイズピッタリだと新品で気に入ったデザインの洋服を見つけた時よりも喜びが大きくなります。
私も学生時代足繁く通った古着屋さんでドストライクな洋服があつらえたようにサイズピッタリだと「この古着に巡り会えたのは運命だ!僕が見つけるまでずっと待っててくれたんだ!!」と大袈裟にはしゃいだものです笑
そうした宝探しをするような楽しみも古着ならではだと思います。
しかし、気に入ったデザインでサイズがピッタリ、という場面に会うことは非常に稀です(だから嬉しいんですけど)
ここで、もう少しだけさらに視点を変えます。
僕がよく古着を着るときに言う言葉なのですが、
それが「敢えて」です。
「敢えて」オーバーサイズで着崩す。「敢えて」外しで柄シャツを羽織るなど。
古着ならではのアンバランス感を楽しむ事です。
普段のお洋服にちょっとしたスパイスを加える事は古着の得意とするところ。もちろん、新品のお洋服に一点古着を足すというのも良いと思います(というか僕はこのスタイルが1番好きです笑)着丈が長ければボトムスをスキニーで合わせてVラインを作ったり、ブカブカのベイカーパンツの上にカッチリスマートな新品のシャツを合わせたり。洋服で遊ぶために最も重要な役割を持つのは古着なのです。
いや〜、ちょっと長くなってしまい申し訳ありません。なにぶん説明下手なのでかなり悪戦苦闘しながらこのブログを書いています(汗)と言うか古着が好きなお客様にとっては当たり前じゃんって感じですよね笑すみません。
もうすぐ終わりますので、お時間ある方、お心の優しい方お付き合い下さい。
最後に、
古着を選ぶ上で皆様1番気になると思うのが、古着の状態ですよね。せっかく気に入ったデザインなのに穴があいていたり汚れが付いているとそこでガッカリしてしまう事多いと思います。僕もよくそういう事あります。。。
しかし、ここで今一度「敢えて」言わせて頂くと古着のダメージはアジです!
そこにその古着の歴史が刻まれています。その古着が新品と呼ばれていた頃の時代背景、前の持ち主の人生など。時の洗礼を受けた古着たちには様々なものが刻まれています。穴があいていたらなぜこの穴があいたのかとそういったところを想像して楽しめるのも古着の魅力の1つだと思います。
でもこれなんだか言い訳くさく聞こえますよね笑
実はこの古着のアジのお話、僕が学生の頃とある古着屋の店長さんが話していた事なんです笑
それを聞いた当時は僕もわからなくもないけど言い訳くさいと思いました笑
ですので、学生時代そう思った僕なので当店ではセレクトショップで一点物の古着を見つける、と言うような雰囲気を大切にしています。多少の使用感はありますが、なるべく汚れがないもしくは普段使いでも目立たないもの、美品を置かせて頂いております。もちろん、コンディションの気になるお客様はthink.webshop@gmail.comかCONTACTよりお問い合わせ頂ければしっかりお答え致しますのでお気軽にどうぞ。
昨今古着を扱うネットショップは軒並み増えてきていますが、その中で当店をご覧頂いたお客様に楽しく、安心してお買い物頂けるように今後も努めますのでよろしくお願い致します。
THINK